みなさんこんにちは。直也です。
昨日の記事、rtという形で反応があってびっくりしました。
さて、今回は視覚障害者のメンタルマップのお話です。
メンタルマップとは何かというと、頭の中に描いている地図のことです。みなさんは、慣れた場所への道はすらすら歩けると思います。そのときに、「あの看板がでてきたら左」などと頭の中で描いている地図がメンタルマップです。 で、視覚障害を持つ人のメンタルマップは晴眼者と違うようです。
「二つ目の路地を右」、「ピザのにおいがしたら建物の近く」など、目が見えないからこその特徴がでます。
そして、その感覚はあまり晴眼者には伝わらないようです。それはそのはずで、使っている感覚が違いますからね。
そのため、何が起こるかというと、同じ目的地を目指していて、視覚障害者だけが道を知っていて晴眼者が道を知らない場合、創造するのに時間がかかります。とくに、視覚障害者の場合、スタート地点が決まっているので、そこからでないと、案内が難しいです。
このずれについて、一番身近にあるのは駅員と視覚障害者のやりとりです。最近はホームでの声かけ運動があり、駅員さんが視覚障害者を案内しようとするのですが、視覚障害者は慣れている道であればそれを嫌がる傾向があります。
これは、違う場所に案内されるからということと、実はドアの番号ではなく、「二つ目の柱のところ」とか、「自動販売機があるところ」などと視覚障害者がメンタルマップを描いているからです。 この問題を解決する方法は、現段階では視覚障害者も場所であれば住所、駅であればドア番号
を把握することしかないと思います。
視覚障害者のメンタルマップのつくり方については人それぞれなので、私もいろいろなか方の話をきいていきたいとおもいます。
なにかあればコメントください。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。