みなさんこんにちは。盲目のマルチプレイヤー直也です。
わたしは声優・作家・エンジニアという三つの肩書きを合わせてマルチプレイヤーとして活動していますが、なぜその三つなのかは明確な理由があります。今回は自分語りとしておつきあいいただければとおもいます。
声が大事だと思ったから声優を目指す
これは最近言われることですが、声優さんの声がみんな同じに聞こえる視聴者がいるそうです。わたしからすればそんなことはないはずなのですが、そのような意見を持っている人もいます。
わたしが通った養成所の先生の話だと、声優だけでなく、絵の問題もあるということなのですが、とりあえず声優の声が似てきているようです。
わたしはその問題が出る前から声優を目指していますが、視覚障害者だからこそ声には注目しているし、敏感になっているつもりです。だから声優を目指そうと思っていました。
人が注文する声を出せる声優って魅力的じゃないですか?わたしはそんな声優になって、みなさんの癒しになりたいです。
ところが、実際はそんなことなくて、まだまだダメ出しをされる日々です(笑)
実は、視覚障害者の音に敏感というのは、意外と人からの注文を受けられる対応力のことなのかもしれませんね。それもあるからか、レッスンの時に1回目ははちゃめちゃなことをしていても、3回ほどやればとりあえず合格ラインには行きます。
このまま走っていくので、みなさん見ていてください。
文字だと伝わる表現があるから文字で伝える
作家と名乗り始めたのは最近です。むしろ、きっかけというのはコンテストにだしたからでした。
これが、やりはじめてみると意外と面白いんです。動画でやっていても視覚に障害があると伝わらないし、前に記事に書いたように、声だと聴覚に障害を持つ人には伝わりません。さらにいえば、アニメやドラマの媒体で、主人公の心の中をうまく描写するのって難しいんです。会話が多いので。
そこで、わたしは小説という媒体に注目しました。小説なら会話より描写が多いこともある。1人称視点で書けば、主人公の気持ちを書くことができる。そう考えたわけです。
最初は、自分が作家なんてなれるのか不安ではありましたが、今ではいろいろな作品のアイデアも思い浮かび、充実した日々おをくっています。
便利なものを作るエンジニアに
視覚障害をやっていると、コンピュータ関連で壁にぶつかります。前回のフリーランスの話もそうですが、ゲームができなかったり、なんかアプリが使えなかったりと問題は様々あります。
まずはその問題を解決したいと思いました。さらにいえば、みんなで便利な世の中にしていこうぜと。
AIが人間の仕事を奪うと話題になっていますが、AIも使い方を考えれば強力な味方です。ぜひ、AIと共存していこうじゃないですか。
そして、わたしはいつか自分の小説をゲームにしたいです。やっぱり、小説だと伝わらないこともあるので、実際にプレイしてほしいなと。
最後に:挑戦は始まったばかり
こんな感じで、ひたすら挑戦を続けています。まだまだ始まったばかり。これからどうなっていくのでしょうか。
twitterで途中経過を随時配信していくので、みなさんみてくださいね。
一緒に旅しましょう。