ラジオを通しての出会いから感じたこと



みなさんこんにちは。盲目のマルチプレイヤーの直也です。
さて、今回は最近あった出会いについてみなさんにお伝えしたく記事を書いています。
ラジオ番組とTwitterが融合しての出会いでした。私が感じたことも含めてご紹介します。

ことの発端は

4月2日のことです。私は、東京FM系列の「School Of Lock」というラジオ番組を聞いていました。
こちらの番組は10代向けの番組で、「未来のカギを握る学校」をコンセプトに、悩み相談あり、企画ありな2時間のラジオ番組です。
私も10代のころはヘビーリスナーでした。

しかし、20代になって忙しくなったのと、話が合わなくなっていたのでほとんど聞いておらず、ただ放送の情報だけは見ていたので、気になる規格の時だけは聞いているような感じでした。
今回は、School Of Lockと秋元康がプロデュースする、「君の声が聞きたい」プロジェクトに知り合いが出演するとのことで放送まで待機していました。
ところが、待機しているとき、電話で出演していた一人のリスナーの登場によって展開が変わっていきます。

その子は
4月から高校1年生になるため、事前オリエンテーションで学校に行ったが、
自己紹介で、「脱出ゲームが趣味です」と言ったところ、他の人たちから笑われたから、自分を出しづらくなった

と言っていました。

その話を聞いたとき、私も似たような経験をしたことを思い出し、なおかつ今の自分が歩んできたことも含めて、twitterで、SOLのハッシュタグをつけてツイートしていました。
本当ならば、SOLの掲示板に書くべきなんですが、Twitterの方が楽なので、Twitterに書くのが私の定番なんですよね。
そして、次の日起きると、本人からリプがありました。

これが出会いです。

出会って交わした会話から見えてきたこと

その子は、私に対してたくさん夢を語ってくれました。
私自身、園子の趣味である、「リアル脱出ゲーム」には興味があったのですが、それについて聞いてみると、
リアル脱出ゲームのストーリーは意外と日常とリンクしていること、有名声優さんがCVをしていることがわかりました。

で、将来はリアル脱出ゲームを作ったり、司会をしたいとのことで、
視覚障害のこととか、いろいろなことを質問してくれました。

その時に思ったんです。
「この子は学校でも同じようにやればいい」

と。
たしかに、オリエンテーションの時は失敗したかもしれない。それでも、あの時は少人数だったし、絶対興味を持ってくれる人はいると思うんです。

そう思ったので、本人に伝えました。
しっかり納得して、元気を取り戻してくれたみたいで、本当によかったなって。
それと同時に、
人の悩みって、意外と誰かがすぐに解決することができるのかなって思ったんです。

私自身の意識が変わった話

会話は今も継続中ですが、この出会いを通して私自身意識が変わったことがあります。
今まで、私自身は声優をやって、作家をやっていたから、頑張って人に夢を与えていく
と思っていたんですが、
経験とか感じたこととか、私の自然体で相手に影響を与えることができる

ということを実感しました。

どうしても、頑張っていない自分は意味がないと思ってしまいますが、
過去は自分にしかないものだけどその中で得たことを発信すれば心が動く人もいるのだということです。
その子が今後どうなっていくのかわかりませんが、きっと良い高校生活が送れると私は信じています。
ひとつの出会いに感謝をしながら。

こうして、メディアと芸能が新たなつながりを生む

今回の件は、ラジオという媒体がきっかけでした。
きっと、メディアとか芸能というものはいろいろな軌跡を起こしてくれるのだと思います。
私が声優を目指し始め、今でも続けられているのがテレビやラジオがきっかけだったように、まだまだ数えきれない軌跡があります。

その軌跡を形にするのは、まぎれもなく我々表現者だと思います。
そのことを忘れずに、今日も活動に励みます。
また新たな出会いがありますように。

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