視覚障害を持つ私が声優の事務所所属に至った、熱意の伝え方

みなさんこんにちは。直也です。
前回の記事
なかなか好評だったようで嬉しいです。
といいつつ、最初にレイアウト設定をミスったので、
そのとき醜かった方はすみません。
で、前回の記事で上げた誤解を解決する前に、今回は私が事務所に所属した話を踏まえながら、これから必要な「熱意」についてお話しします。

前例を作るには思いを伝える

まず、質問です。
前例がないことを成し遂げるには何が必要でしょうか。

  • 技術
  • やる気
  • ルール把握

そのたいろいろあるかと思います。
正解は、目指したい場所の関係者が味方にいることです。
だって、そうですよね。関係者の協力があるからこそ、その場になじむことができます。
また、その人たちは良き相談相手となります。
僕もそうでした。
そして、その味方を作るためには思いを伝えることが必要です。

思いを伝えるポイント

現状をどの程度理解しているか

まず、前例がないということは、一般常識として難しいと判断されていたからです。
私でいえば、
映像を見ることができなければ声の仕事はできないという認識が前提としてありました。
それを理解しつつ、自分が声優として活躍するために何をすべきか、活躍できる手段がないかを把握します。

なぜやりたいのか

そして、リサーチと自分の能力を照らし合わせて現状が見えたところで、なぜ自分がそうなりたいのかを言葉にします。
そこに込められた思いや、単純に世界を変えたいでもいいんですよ。
変えることにインパクトがあるのであれば。
私が今の事務所に送ったメールは、
「視覚障碍者だから映像は見れないけど声優としてできることはあります。
1度オーディションしていただけませんか?」
という、とてもシンプルな内容でした。
今だったらもっと語っていたかもしれませんが(笑)、要は世界初になりたいというメッセージがあったわけですね。

断られて当たり前

で、伝えることが決まったらいざアピール!!
となるわけですが、一つお伝えしたいことがあります。
それは、いくらこちらが伝えても肯定的な結果になるとは限らないということです。
平気で断られますし、それこそ前回の記事のような誤解が発生して拒否されたりします。
なんなら、面倒だからてきとうな理由で追い返すパターンもあります。
断られるのは当たり前だと思って、めげずに伝え続けましょ。

味方がいれば頑張れる

そして、めでたく相手に伝わり、味方になったとします。
その手順を経てスタートラインに立ったあなたは強さを持っています。
なぜなら、先に思いを分かって共感してくれている味方がいることを知っているからです。
苦しいときの相談相手としてだけでなく、心の支えになってくれるでしょう。
そして、道を一緒に作ってくれます。

視覚障害があっても声優になれます

ということで、やはり結論はこうなるわけです。
超えるべき壁はたくさんありますが、熱意で道を開き、高みを目指していきましょう。
それ以外の挑戦をしている方も、応援しています。
気軽にご連絡ください。
それでは。


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